おばけ屋敷3日目
最終日、早い子は1時間も前にやってきました。
(私達スタッフよりも早く、鍵の開いていない部屋の前で待っていました。)
すぐに着物に着替え、うろうろ。

相手チームの着物に触発され、浴衣を持ってきた子は前日作ったかつらをつける。


「ベロ青くしてきたー!」と嬉しそうに入ってきた子、
「お面も持ってきたぞー」と言うけれど、お面をつけたらベロが見えないよ…。
「これ持ってきた」とおもむろに猿のかぶりものを出す子。

中にはおばけ屋敷作りの間は宿題やらないように気をつけたという子も。
家に帰っても自分で「こんなこともできるかも!」と、この講座が続いていたことはとても嬉しい。
リハーサルをやったら、おばけやしきはじまり〜!

勢い重視の血まみれ地ごく旅行。
とにかくみんながわーわー驚かす。
怖いような…おもしろいような…。
着物を着た案内役が出口でお出迎え。
「このお化け屋敷はみなさまに楽しんでいただくために作られています。楽しんでいただけましたか?」
素晴らしい…。
おばけたちはどんどんテンションが上がっていく。
「次のお客さんの時はみんなで「いらっしゃいませ!」って言おうよ!」と居酒屋のノリに…。
「ぼくのお母さんだよ!!みんないっぱい驚かせて!!」と最中に大声で話す子にお母さんも失笑。

続いて雨のやかた。
テンション高い血まみれ地ごく旅行チームはお客さんとして入場。
予想以上の怖さに無邪気なみんなはヘロヘロになり、放心状態になっていたそうです(笑)
それもそのはず。
リハーサルの時は声を出すタイミングを入念にチェックして
暗さにもこだわり、取材に来ていたカメラマンに
「明るいから電気消してください!」と言いにくいことをさらりと言ってのけていた。

こちらもお客さんを重ねるごとにパワーアップ。
霧吹きの水の量も増え、みなさんびしょびしょに…。
「眠りをさまたげるのはだれじゃー!」
「心を乱すのはだれだー!」
などセリフ回しも変わっていく。
出口を出て安心したところに、オオカミのように四足でお客さんに向かっていくアレンジも。
素晴らしい…。
床に横たわって踏まれたら「踏んだなー!」と叫びたかった座敷童。
「だれも踏んでくれない…踏んでって言ってー」と懇願され、
「途中、人が倒れているので踏んであげてください」と親御さんに伝える…。
結局どちらのチームにも20人以上のお客さんが入り、おばけたちはヘロヘロ。
本当によくやった!
バラバラだけどどんどん拍車がかかるパワフルなチーム
演じる楽しさと、道具を使った裏方をとことん楽しんでいたお見事なチーム
それぞれのキャラクターが生き生きしていたチーム編成でした。
3日間が本当にキラキラしてました。(おばけやしきなのに…)
小学生たち、楽しませてくれてありがとうー!
これからも子供たちをこんな気持ちにさせる
私がこんな気持ちにさせられる講座を考えていきたいです。
この楽しさ、本当にやみつきになる…。
段ボールを100個近く集めてくださり
思う存分にやらせてくださった滝野川文化センターの方々
Pメンバーとして一緒に屋敷を作ってくれた
スコッチ、
kodomo、こじさん、
まきんこ本当にありがとうございました!