*-*-*-*-*-*-*-*-*- 午前の部 -*-*-*-*-*-*-*-*-*
「昨日かるたをやってきましたよ〜」
「ちょうど学校で俳句の授業をやっていて、センスのない俳句を作っていました〜」
お母さんたちからそんな情報を聞きつつ、始まった子供たちだけの午前の部。
小学生組は作り方がわかるともくもくと個人制作。

「 両手に花 」どころではなく、お花畑に放り込まれた(笑) 唯一の男の子は
女子の勢いに圧倒され、連れてきてくれたお父さんが帰るのを拒みつづけました。
しかし、あるひとつのかるたを作って、自信がついたのか、お父さま無事釈放。
その記念すべきひとつめのかるたは 「うんち」
さすが、男子。
うんちだいすき。
「このうんちはだれのうんち?」ということで、一句詠むことになりました。
プラレールまいにちして とうもろこしがすきな 〇○くんのうんち まる さんかく しかく
結局、そのかるたの作者のうんちだったようです。
とんでもないけどほほえましい読み札ができあがりました。
(後にこのうんちを取った人はボーナス100点というルールが作られ、彼はダントツ優勝を果たします。)
読み札はやっぱり難しかったようですが
「たこってお寿司屋さんにいるよね?」
「くらげは頭のお花が目印なんだよ!」
「うさぎってどこにいるっけ?」
「かわうそってあざらしに似てるよね」
そんな会話から、読み札もすこしずつできあがりました。
そしてなんとかいくつかできあがり、かるた大会!
ほんとは何度もやると盛り上がるのですが、時間がなくて一回きり。


やっていくうちにルールは作られていきます。
「机に手を置かない」
「うんちカードを取ったら100点」
「私は年上なので手をしまっておく」


こどもたちは「いまを生きている」ため、作ったそばから読み札を忘れていて、
自分の作ったものを取れないことも多々あります。
すごいなぁ。
おみやげかるたを完成させて家族で遊んでくれるといいな。
もしもおうちで作ったら、是非教えてください〜!
こちらで紹介したいと思います。
*-*-*-*-*-*-*-*-*- 午後の部 -*-*-*-*-*-*-*-*-*
午後の部は 大人5人と子供2人という優雅な体制。
かと思いきや、恐るべし4歳児ともうすぐ2歳児(かな?)。
ふたりともあふれんばかりの創作意欲。
ペンを持ちたくて仕方がない2歳児と
どうぶつの絵を描くだけでなく、どうぶつ名も、更にはお話まで作ってしまう4歳児。
「このどうぶつはどんなどうぶつ?」と聞くだけで
「一本足で靴下はいてる」
「たくさん羽があって空を見上げる」
「ライオンにはかかせない」
とめどなく言葉が出てくる。
そして、読み札を作ろうと言ったら、書ける文字をひたすらかくため
「おたわた」
「とわかず」
「とわか」
「かわ」
お父さん困りながらも、わが子の作品を崩さぬよう、かるたを仕上げていました!
(そしてちょっとおかしな おとうさんオリジナルかるたも作っていました)
そして2歳児よしくんも大健闘!
「ぺんぺん」と言いながらペンギンを取ったり、「ぽっぽー」と言って鳩を取ったり。
父さん、母さんもはりきってかるたを作ってくれました!
(後に母力作のオラウンターン(ほんとに上手!)を、こどもたちはためらいなく他の動物と間違えおてつき…。)
お昼寝を繰り越して遊んでくれてありがとね。
できあがったところで、ちょうど午前中参加していた姉妹がのぞきに来たので、みんなでかるた大会!


どっち?と言わんばかりの視線…。
かるたとりって本当に性格が出ますね。
目でずっと追っているのに手は出さなかったり
だれかが控えめに手をついていても、上から遠慮なく取ったり(笑)
私はこどものころどんなかるたとりをしてたのだろう。
三姉妹真ん中ということもあり、ずるいことしてそうだな(笑)
あ、神経衰弱は得意でした。
兎にも角にも今年も無事かるたとりができました。
一緒に作ってくださったみなさん、ありがとうございました!
コムラアユミ